3月25日(土)13:30~16:00に3月例会を開催しましたので、ご報告いたします。

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報告内容は以下の通りです。

  1. 第21回総会
    2月19日(日)第21回総会を開催、約40名の方々に参加頂き、盛況のうちに終えました。記念講演として、井上善雄弁護士に「カジノ・パチンコ・ギャンプルの今を問う」をいうテーマで講演頂き、活発な質疑応答が行われました。また、神戸市の184億円の不正会計、インターネット公開に伴い、これまで公開されていた領収書の個人名が非公開に後退した事態への審査請求などの活動報告を行いました。
  2. 神戸市議会議員の政務活動費の不正支出に係る刑事告発
    [自民党会派が政務活動費で裏金をつくり選挙活動に流用していた問題]
    不正を認めた大野一市議が昨年8月に病死。市議会が設置した検討会が関係者に事情聴取したが、大野氏以外の市議の関与はわからないとしている。政活費不正流用問題で神戸市議を任意聴取 兵庫県警

    市民オンブズマン兵庫は、2015年7月21日から計8回の刑事告発を重ね、2016年2月12日正式に受理された。産経新聞によると兵庫県警により関係議員に対して任意の事情聴取が行われるなど捜査中。
  3. 兵庫県議会議員の政務活動費の不正支出
    [野々村議員の号泣会見で全国的に注目された兵庫県議会議員による政務活動費の不正支出問題]

    市民オンブズマン兵庫が、政務活動費の調査を行い、2014年12月26日神戸地方検察庁に9名の議員を被告発人とする刑事告発を行った。

    神戸地検から何の連絡もないまま1年以上が経過後、2015年12月から現在までに計9人全員の不起訴にしたとの通知があった。不起訴不当を理由に検察審査会へ審査申し立てを行うかどうかの検討が必要。
  4. 兵庫県議会議員訴訟
    [市民オンブズマン兵庫が、兵庫県議会事務局に対して、不正支出されている政務活動費の返還を求め起こしている裁判]

    2017年1月24日(火)10時から16時に216号法廷で公開裁判が行われました。裁判長の訴訟指揮により、原告が申請した証人6名は全員採用され、証人尋問を行い、結審とし、4月25日に判決言い渡しの予定です。
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  5. 政務活動費に関する最近の動向
    [兵庫県・神戸市政務活動費HPでの領収書公開]

    ①兵庫県議会の政務活動費がHP上で公開されました。(7月4日)。収支報告書・会帳簿、領収書は平成28年度分から公開予定。

    ②神戸市議会の政務活動費もHP上で公開されました。(7月20日)。収支報告書・会派広告物・領収書が公開されましたが、領収書は全て会派名で、個人名は明らかにしていません。また、以前は領収書の個人名は公開されていましたが、非公開とされ、視察等の概要も非公開になるなど、情報公開が悪化・後退しています。そのため、市民オンブズマン兵庫は、神戸市の情報公開審査会に審査申立書を12月15日に提出しました。③市民オンブズ三団体で、11月7日に政務活動費の不適切な使用について、県議会議長に申し入れを行いました。選挙期間中の政務活動費を使用したガソリン代、高額なカーリース、県政報告書等の按分率等について是正を求めるものです。④県内自治体(姫路市、加古川市、明石市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市の9団体)に対する政務活動費のネット公開を求める陳情書を11月28日に行いました。⑤尼崎市議会は、政務活動費のネット公開を来年度から行うことを決定しました。
    政務活動費領収書等のインターネットによる公開について

    「政務活動に対する市民の不信感にどう対処するか」について全国市民オンブズマン連絡会議事務局長新海聡弁護士が投稿

  6. 費用弁償に対する住民監査請求
    「費用弁償」とは、神戸市会議員は、高額な報酬(神戸市会議員のお仕事とお給料(神戸市民平均との比較))とは別に、議会に出席するたびに、実費宿泊、交通費をはるかに上回る費用が不当に支給されている問題。

    市民オンブズマン兵庫は、神戸市に対して、住民監査請求を行いましたが、監査の結果請求は認められませんでした。

    かつて、市民オンブズマン兵庫が、神戸市会議員による不要な海外出張を指摘したことにより、海外出張が中止されていたにも関わらず、再び海外出張が行われるようになっています。市会議員の海外出張には、視察に要する費用の他、日当が支払われています。本年度も、守屋隆司議長が海外視察を行っています(報告書は来年度になる見込み)ので、その内容と費用についての検証が必要です。
  7. 神戸市184億円不正会計操作
    神戸市が外郭団体や第三セクター等の財源不足を隠蔽する不正な会計操作が繰り返されていたことが判明。
    神戸市の会計操作 問題点は?(2016/9/13 朝日新聞デジタル)
    外郭団体に短期貸し付け 会計操作「是正を」神戸(2016/11/17 神戸新聞NEXT)全国の自治体で横行し、今年度予算で総額2,336億円に上ることが明らかとなっています。8月24日に情報公開請求を行い、11月16日に住民監査請求を行い、12月22日1時30分から意見陳述を行いましたが、その際の監査員の対応は目を疑うようなものでした。結果、1月12日付けで、「措置の必要を認めない」という監査結果の通知が届きました。[参考]
    住民監査請求による監査(神戸市ホームページ)
    上記ホームページには、平成14年度から平成28年度に実施された住民監査請求による監査結果が掲載されています。この17年間で実際された監査は95件、うち、請求が認められ勧告されたのは、わずかに2件(いずれも市民オンブズマン兵庫が請求した事案)、2.1%だけです。4名の監査員のうち2名は現職の市会議員、2名も神戸市OBです。制度はあるものの、上記の数値が示す通り、官側にとって都合の悪い監査は行われないのが実態です。これでは、行政の改革が進むはずもありません。監査員を官に関りのない弁護士や公認会計士といった第三者とするなどの改革が必要です。
  8. イングランドの丘問題
    淡路県民局に対して、毒物・劇物取締法違反の実態について詳細を明らかにするよう申し入れ→回答→公開質問書→未回答といった対応が続く中、逆にイングランドの丘側が刑事告発する事態となり、現在、関係者への事情聴取などが行われています。一方、イングランドの丘に対しては、不当解雇に対する訴訟を行い、6月9日神戸地裁にて、裁判が行われた結果、伝染病毒殺などが疑われる死体の処分についての驚くべき新たな事実でてきました。8月に第1回公判が行われ、次回、12月1日神戸地裁 13時30分から204号法廷にて、裁判を行いました。裁判は結審し、3月1日に判決が言い渡され、原告の請求はいずれも棄却されました。
  9. 兵庫第7区衆議院議員山田賢司氏公設第1秘書野田哲範氏の不審死事件
    山田賢司議員の収支報告書に虚偽記載があり、市民オンブズマン兵庫は、4月20日午後1時に神戸地方検察に刑事告発状を提出(告発状の補正要請があり、5月9日1時30分に再提出)し、5月16日に告発状が受理された旨連絡があり、捜査が開始されましたが、12月16日付けで不起訴処分となりました。
  10. 議会改革神戸東灘設立総会
    市民オンブズマン兵庫の世話人の方々た中心となって、東灘から神戸市を改革するための政治団体が設立されました。詳しくは、議会改革神戸東灘のホームページをご覧ください。
  11. 内部告発等
    樽谷彰人兵庫県議会議員の問題
    兵庫県議 政活費で買った備品、公開請求で返却か

    明石市をはじめ、全国における政務活動費の情報公開請求の内容を議会側に漏洩する問題。
    明石市、情報公開請求者名を漏えい 市議会会派に②神戸市が港島自治連合協議会に対して、3,700万円に及ぶ不明朗な補助金が交付されたいたことが発覚しました。市民オンブズマン兵庫は直ちに情報公開請求し、問題解明に取り組んでいます。2017年3月8日付の神戸新聞によると、久本市長が全庁調査を指示したと報道されています。
  12. 芦屋市をめぐる諸問題
    調査および、情報公開請求や住民監査請求の請求ならびに準備を続けています。
    ①自治会会計の私物化案件があり、裁判を通じた解決方法、刑事告発を行う可能性などを模索中
    ②芦屋市の介護保険制度が、長年にわたり歪められ、法令違反が横行し、特定お事業者サービスに偏重している問題について、情報公開を進め、住民監査請求を行いましたが、12月9日付けで「監査請求に理由がな措置しない」という監査結果が出されました。
    ③芦屋市の市営住宅の建て替え計画が、突然変更され、既に議会でも可決されているが170億円に上る事業んお殆どが市民に知らされていない件。現在情報公開を進めながら今後の対応について検討中。
  13. 財政状況悪化に対する対応
  14. 財政基盤の確立について
    このままでは、オンブズマン活動の継続が困難となるため、不特定多数に呼びかけ、市民オンブズマン活動を理解して頂き、寄付をお願いすることはできないか検討しております。当面は、市民の皆様へご理解頂くための情報発信や、そのための準備を行って参ります。 皆さま、どうぞご支援のほどよろしくお願いいします。
     
  15. 総会の日程
    2017年4月22日(土)13:30~16:00 市民オンブズマン事務局

次回も、どうぞご参加ください。